三番瀬で初日をみる会に80人
2002年1月1日の早朝、市川塩浜の護岸で「三番瀬で初日をみる会」が開かれました。「市川三番瀬を守る会」と「行徳野鳥観察舎友の会」がそれぞれ開催したもので、両方あわせて80人が参加しました。
三番瀬の海からあがる初日はたいへん見事なのですが、今年はあいにく雲がかかっていたため、かすかにしか見えませんでした。
新年のあいさつをした「市川三番瀬を守る会」の秋山胖会長は、「30万署名の力が三番瀬埋め立て計画を中止させた。しかし、“埋め立て”という言葉は使えなくなったが、“再生”という言葉で海に手をつけようとする動きがはじまっている。三番瀬は魚、鳥、底生生物たちの生命に満ちた海だ。漁師にとっても市民にとっても宝の海である。今年も気をゆるめず、市民の力で真の保全と復原を実現しよう」と述べました。
最後に、全員で「守ろう三番瀬」と「私の子どもたちへ」を合唱して解散しました。
海から初日があがるのを待つ人たち。
三番瀬をバックに「守ろう三番瀬」と「私の子どもたちへ」を合唱する「市川三番瀬を守る会」のみなさん。
残念ながら今年は雲がかかっていて、初日はかすかにしかみえませんでしたが、雲がなければこのように見えます。(写真撮影:田久保晴孝)
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