干潟保全運動の歩みを小冊子に

　

干潟保全運動の歩みを小冊子に

～『谷津干潟から三番瀬へ─千葉の干潟を守る会　40年史』～

　「千葉の干潟を守る会」は今年（2011年）、創立40周年を迎えました。そこで、『谷津干潟から三番瀬へ─千葉の干潟を守る会　40年史」と題した小冊子を発行しました。
　1971年に結成された「守る会」は、全国の干潟保全運動に参加してきました。千葉では、谷津干潟（習志野市）の保存とラムサール条約登録に貢献しました。三番瀬埋め立てを中止させた運動でも、その中心を担いました。。
　小冊子には、そういう運動の軌跡を載せています。また、1950年代から80年代にかけての東京湾岸の埋め立て開発を検証しています。巨大開発に翻弄（ほんろう）され、つぎつぎと漁業権を剥奪（はくだつ）された漁民の姿も紹介しています。埋め立て開発をめぐる利権構造にもメスを入れています。
　頒価は１部300円です。申し込みは047-453-4987牛野くみ子へお願いします。




　　　谷津干潟から三番瀬へ
　　　～千葉の干潟を守る会 40年史～

　　　　　　目　次

発刊にあたって
第１部　湾岸開発の歴史
　１．東京湾岸開発の概要
　２．埋め立て開発と利権
　３．札束でひっぱたかれ、海を奪われた漁民たち
　４．三番瀬埋め立てに抵抗した船橋漁民
第２部　千葉の干潟を守る会の発足と活動
　　　　　─谷津干潟から三番瀬へ─
　１．千葉の干潟を守る会の発足
　２．谷津干潟を保存
　３．谷津干潟から三番瀬へ
　４．千葉の干潟を守る会の軌跡
第３部　メッセージ・回想
第４部　年 表
第５部　参考文献