三番瀬埋め立て促進を市川市長が県に要望




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 市川市の千葉光行市長は(2001年)2月26日、三番瀬の埋め立て促進を求める要望書を沼田武知事に提出しました。




《『朝日新聞』千葉版、2001年2月27日》

「三番瀬埋め立て促進を」
〜市川市長が県に要望〜

 東京湾の干潟と浅瀬「三番瀬」の埋め立て問題をめぐり、市川市の千葉光行市長は26日、埋め立て計画実現の促進や、より規模の大きい人工干潟の造成、老朽化した同市塩浜地区の垂直護岸の改修などを求める要望書を沼田武知事にあてて出した。

 同日午後、千葉市長が現庁を訪れ、中野英昭・県企業庁長に手渡した。要望書では、現在環境会議で審議されている101ヘクタール(市川市側は90ヘクタール)の見直し計画案について「環境への影響に配慮し、人の利用と自然との共生がはかられたものだ」などとして評価した。

 そのうえで、事業の実施が遅れたことで臨海部に様々な問題が発生したとして、▽埋め立て計画の実現の促進▽漁場環境の改善などにつながる、緩やかなこう配のより規模の大きい人工干潟の造成▽垂直護岸は、県の責任において早急に改修▽江戸川左岸流域下水道計画の下水処理場として都市計画決定した、同市本行徳の用地の残土積み上げ問題の解決──など8項目の要望をまとめた。



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