小委員会の意見募集は中止すべき!
〜日本湿地ネットワークの伊藤昌尚さんが要請〜
三番瀬「護岸・陸域委員会」は、三番瀬の海岸線や護岸、その背後地のあり方について県民から具体案などの意見を募集しました。これについて(2002年)8月12日、日本湿地ネットワーク(JAWAN)の伊藤昌尚さんが募集中止を求める要請書を提出しました。
要 請 書 |
2002年8月12日
千葉県知事 堂本暁子さま
三番瀬「護岸・陸域委員会」の委員のみなさま
三番瀬「海域小委員会」の委員のみなさま
三番瀬再生計画検討会議のみなさま
さいたま市西堀 4-7-1-113
伊藤昌尚
「護岸・陸域小委員会」の「意見募集」の中止を求めます
陸域小委員会ではコーディネーター千葉元の名前で意見募集を求めておりますが、そもそもどのような承認を得てこのような意見募集をされているのでしょうか。
陸域小委員会は「三番瀬円卓会議」で意見募集の計画を事前に承認を得ているのでしょうか。円卓会議は全て公開の場で行うことで開催されているのに対し、千葉元委員は円卓会議の検討を超えて、独走して三番瀬の改造を進めているのではありませんか。
募集方法、提出先も適切ではありません。広く県民の意見募集するためには「県民だより」にのせ、周知期間を充分とらねばなりません。
提出先は「護岸・陸域小委員会」宛にせねばなりません。今の宛先では千葉県総合企画部政策調整課や三番瀬プロジェクトチームは「護岸・陸域小委員会」と同じ組織と思われてしまいます。
小委員会はあくまで独立した委員会として、良識と良心に基づき、三番瀬問題を討議する場でなければなりません。意見募集は大切なことですが、民主的な適切な方法により実施すべきです。
陸域小委員会の意見募集を直ちに中止し、公開の円卓会議で承認を得た上で、適正な意見募集を行うよう求めます。
★関連ページ
- 三番瀬円卓会議の進め方に疑問と懸念〜JAWANの辻淳夫さんが意見書(2002/8/15)
- 千葉県野鳥の会が円卓会議の小委員会に意見書(2002/8/14)
- 県自然保護連合が三番瀬「護岸・陸域小委員会」に意見書(2002/8/13)
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