「カキ礁は、漁師にとってジャマ者以外のなにものでもない」

カキ礁報告に激しい批判

〜第3回「三番瀬漁場再生検討委員会」の報告〜


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 「三番瀬漁場再生検討委員会」の第3回会合が6月1日に開かれました。この会合では、「三番瀬市民調査の会」のメンバーが、三番瀬・猫実川河口域市民調査の結果や、5000平方メートルにおよぶカキ(牡蠣)礁の存在を10分間、映像をつかって報告しました。


★カキ礁報告に激しい批判

 ところが、この報告にたいし、委員の一部や市川市から激しい批判が浴びせられました。
    「カキ礁は、漁師にとってジャマ者以外のなにものでもない」
    「(猫実川河口域のカキ礁が)全国最大級の規模というのはまちがっている。カキ礁はほかにも存在する」
    「この委員会は漁場再生を検討する場なので、それと直接関係のない話を持ち込むのは止めて欲しい!」
 こんな批判がだされた結果、次回からは、自然保護団体などからの報告については、前もって内容をチェックし、そのうえで報告させるかどうかを決めることになりました。市民調査結果のように「漁場再生に直接関係ないもの」は報告させないということです。


★傍聴者数をきびしく制限

 この委員会は毎回、傍聴者の人数がきびしく制限されています。一般と漁業者がそれぞれ、わずか10人です。このため、会場に行ったのに、中にいれてもらえない人もいました。「遠くからやってきた。立ち見でもいいから傍聴させてほしい」と懇願しましたが、かたくなに拒否です。
 「県民参加」や「情報公開」を売り物にしている県政がこんなことでいいのでしょうか。



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