三番瀬(船橋側)で初日を眺める

〜三番瀬を守る会など〜



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 2009年元旦の早朝、三番瀬で初日を見ようと、「ふなばし三番瀬海浜公園」前の砂浜は大勢の人でにぎわいました。

 午前6時50分ごろ、初日の出の瞬間を迎えると、拍手や歓声が上がりました。初日を拝みながら今年の平安や家内安全などを祈る人もみられました。

 よく晴れて空気が澄んでいたため、白雪をいただく富士山もくっきり見えました。初日と富士山の両方を眺めることができ、観客のみなさんは満足げでした。

 初日を眺めたあとは、「三番瀬を守る会」(田久保晴孝会長)が三番瀬で採れた生ノリの雑煮を振る舞ってくれました。
 同会は、長年にわたって三番瀬保全運動をつづけています。また、ここの砂浜で毎年、初日の出を眺める集いを開いています。

 集いでは、会のメンバーが三番瀬の状況などを話してくれました。三番瀬が豊かな海であること。埋め立て計画は白紙撤回されたものの、「再生」とか「人工干潟造成」という名で埋め立てる動きがつづいていること──などです。
 そして、「三番瀬を後世に残すため、ラムサール条約登録運動を進めている」とし、登録を求める署名への協力を訴えました。
 参加者からは、「こんなすばらしい干潟は、このまま残すべきだと思う。埋め立てたり、人工干潟にしたりするのはやめてほしい」などの声がだされました。










日の出を待つ人たち




三番瀬の船橋側から見た初日(2009年元旦)




三番瀬の船橋側から見た初日(2009年元旦)




白雪をいただく富士山もくっきり見えました。




「三番瀬を守る会」のメンバーが
三番瀬で採れた生ノリの雑煮を振る舞ってくれました




集いでは、三番瀬をめぐる状況などを報告




三番瀬を後世に残すための担保として、ラムサール登録運動も進めています




波打ち際に寄ってきたヒドリガモやオナガガモ








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