水深0m以浅の干潟が半減
〜三番瀬深浅測量結果〜
県は(2012年)6月14日、三番瀬の深浅(しんせん)測量結果を発表しました。
この調査は2012年2月に実施したものです。2009年2〜3月に実施した調査と比較しています。
それによると、0m以浅の干潟は、2009年2〜3月は約269ヘクタールでした。それが、2012年2月は約123ヘクタールと、ほぼ半減です。
三番瀬全体の平均水深も27センチ深くなっています。このことから、県は、浸食ではなく地殻変動が原因だと見ています。国土地理院の調査でも、千葉県内の広い地域で震災による地盤沈下が確認されているそうです。
県は今後、生態系への影響を調査することにしています。
「平成23年度 震災影響調査事業(三番瀬の深浅測量)業務委託
報告書」(千葉県、株式会社アルファ水工コンサルタンツ)より
★関連ページ
- 「三番瀬海底に異変」は大げさ〜干潟は常に姿を変えている(県自然保護連合、2011/11)
- ツバサゴカイを100個体確認〜三番瀬・猫実川河口域の市民調査(2012/4/8)
- 広大な干潟が現れた〜大震災後初の三番瀬市民調査(2011/5/18)
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