三番瀬鳥類調査報告書の再評価を要望

〜三番瀬評価委員会に提出〜



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 千葉の干潟を守る会、三番瀬を守る会、千葉県自然保護連合の3団体は、(2009年)5月1日、三番瀬評価委員会に対し、平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書の評価を求める要望書を提出しました。
 以下は、要望書の内容です。



要 望 書



2009年5月1日 

 三番瀬評価委員会
  座長 細川恭史 様
各  委  員 様

千葉の干潟を守る会 代表 大浜 清
三番瀬を守る会 会長 田久保晴孝
千葉県自然保護連合 代表 牛野くみ子


  「平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書」の評価
  について(要望)

 日ごろ、三番瀬保全などでお骨折り下さっていることに感謝申し上げます。
 さて、先の三番瀬評価委員会において「平成19年度三番瀬鳥類個体数経年調査報告書(概要版)」が配布されました。その内容をみると、疑問点がいくつもあります。
 たとえば、鳥類は種数と個体数が大幅に減少しているとされています。また、三番瀬の環境は悪化傾向にあると結論づけてあります。これらは、私たちの観察結果や調査結果と考えあわせても乱暴な内容であると思います。
 さらに、底生生物を調査していないのに、餌資源が減少していると決めつけてあります。また、アオサの発生と堆積によって干潟・浅海域の底泥が無酸素状態になっていると記されていますが、これは事実とかなり異なるものです。このほか、根拠を示さずに主観的に判断している部分がかなり見受けられます。
 県自然保護課によれば、調査報告書の内容は今後の三番瀬再生事業に反映されるとのことです。したがいまして、その内容を評価委員会においてきちんと評価してくださるように要望します。
 なお、県自然保護課長に対し、別添のとおり勉強会開催の要望書を提出しましたので、お知らせします。








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