「動物学ひろば」で三番瀬カキ礁生態系を展示

〜つくば科学フェスティバル 2005〜

三番瀬市民調査の会 倉谷うらら(高島 麗)



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 10月8日(土)・9日(日)、茨城県つくば市の「つくばカピオ」(つくば国際会議場に隣接)で、小・中学生のための科学実験体験イベント「つくば科学フェスティバル」が開催されました。主催はつくば市です。このイベントは毎年開かれており、小・中・高校生や父母が、2日間で延べ約1万人参加しています。

 科学フェスティバルの関連イベントとして、日本動物学会の主催で、市民向けに動物学を解説する「動物学ひろば」が開催されました。
 「ひろば」の会場では、バーチャル水族館、ゾウリムシ、クラゲ、ホヤ、ナメクジウオ、ゲンゴロウ、メダカ、アナジャコなどの生態が一般向けにわかりやすく展示・解説されていました。

 私たちは、カキ礁生態系を紹介した「カキが造る『生物のゆりかご』? 【カキ礁】ってなぁに?」(三番瀬カキ礁研究会・高島麗)という展示を行いました。

 展示内容は、
  • カキの浄化実験
  • 顕微鏡によるカキのエラの観察(ネット状になったエラが見えました)
  • カキ礁の役割を解説したパネル展示
  • 米国でのオイスターガーデニングについて紹介したパネル展示
  • ウネナシトマヤガイクジ(貝殻の中にクジを入れたもので、景品として、カキ礁Tシャツ、カキ礁万華鏡、カキ礁ぬりえ等があたります)
などで、子供にはとくにクジが好評でした。
 また、カキの浄化実験には誰もが驚いていました。20分ほどでカキの入った水槽は澄んできて、何も入っていない水槽との差は歴然でした。

(2005年10月) 


























カキの浄化実験




ウネナシトマヤガイクジ(貝殻の中にクジを入れてある)












カキ礁Tシャツ












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