〜三番瀬(船橋側)自然観察会〜
(2006年)12月3日、三番瀬の船橋側で自然観察会がおこなわれました。千葉県野鳥の会主催のこの観察会は、長年にわたり毎月(第1週日曜日)ひらかれているものです。
この日の観察会には約70人が参加です。夢中でアオサを食べるオオバンの群れ、約4万5000羽もいたスズガモ、“日本最大のサギ”といわれるアオサギ、下に湾曲した長いくちばしをもつダイシャクシギ、小鳥を捕まえようとねらっている猛禽類のハヤブサ、そして“三番瀬の顔役”であるミヤコドリなど、数多くの鳥を見ることができ、三番瀬の自然の豊かさを満喫しました。
ミヤコドリは136羽が確認されました。三番瀬ではミヤコドリが毎年10羽ずつぐらい増えています。三番瀬は日本一の渡来地となっており、案内者の田久保晴孝さんが「136羽は日本新記録」と紹介すると、参加者から歓声があがりました。
観察会で確認された鳥は45種でした。
(2006年12月)
はじめに三番瀬の自然や三番瀬をめぐる状況などを説明
護岸からみた三番瀬
浜辺からさまざまな野鳥を観察
動作がユーモラスなオオバン。アオサを夢中で食べていた
貝殻を使って三番瀬で採れる貝類を説明
干潟のさまざまな底生生物を観察
“三番瀬の顔役”であるミヤコドリ。
これまでで最高の136羽が確認された。
スズガモの群れ。三番瀬は日本有数のスズガモの
渡来地となっており、冬期は10万羽もやってくる。
★関連ページ
- 珍しい鳥を発見〜三番瀬探検隊(2006/8/26)
- 三番瀬の豊かな自然を残そう〜全国自然保護連合がシンポ(2006/11/25)
- 三番瀬を保全し、次世代へ引き継ごう!〜市民交流集会(2006/9/24)
- 生き物いっぱいの三番瀬に開発の圧力(田久保晴孝、2006/7)
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