〜三番瀬・猫実川河口域の市民調査(2003年7月)〜
三番瀬・猫実川河口域の定例市民調査を(2003年)7月13日におこないました。
今回は、蛎殻島周辺や河口付近の干潟で、アナジャコ、スナモグリなどの採取や酸化還元電位の測定などをおこないました。
藤前干潟の小嶌健仁さんと鈴木晃子さんも、名古屋からゴムボート持参で応援にかけつけてくれました。小島さんは、アナジャコ採取用の「コアサンプラー」を制作した方です。藤前干潟で慣れているだけあって、サンプラーを上手に扱います。アナジャコを何匹も採取してくれました。
この日は、広大な面積の干潟があらわれました。干潟のあちこちで、ゴカイ、スナモグリ、マメコブシガニ、シオフキガイ、ムラサキガイ、ホトトギスガイ、そしてアナゴやイカの赤ちゃんなど、たくさんの生き物を発見しました。
また、「コアサンプラー」で泥を採取し、深さ70センチの部分を酸化還元電位計で測ったら、酸素の多いことがわかります。泥のにおいをかいでみても、いわゆるドブの臭いはまったくしませんでした。
名古屋から応援にかけつけた小島さんと鈴木さんは、「ここ(猫実川河口域)には、たくさんの種類の生き物がいる」と感想を述べました。
ちなみに、今回は、大関クラスのアカエイ8匹がボートに近づき、私たちを歓迎してくれました。座布団ぐらいの大きさでした。
いつものように、ボートで調査箇所(干潟)へ向かいました。
大関クラスのアカエイ8匹がボートに近づき、私たちを歓迎してくれました。座布団ぐらいの大きさでした。
藤前干潟の小嶌健仁さんと鈴木晃子さんが名古屋から応援にかけつけてくれました。小島さんは、アナジャコ採取用の「コアサンプラー」を制作した方です。藤前干潟で慣れているだけあって、サンプラーを上手に扱います。アナジャコを何匹も採取してくれました。
今回採取したアナジャコです。
この日は、広大な面積の干潟があらわれました。干潟のあちこちで、ゴカイ、スナモグリ、マメコブシガニ、シオフキガイ、ムラサキガイ、ホトトギスガイなど、たくさんの生き物を発見しました。
アカムシ(ゴカイの一種)がたくさんいました。
イカの赤ちゃんです。
スナモグリも3匹採取しました。
10カ所以上で1m2あたりのアナジャコの巣穴の数を数え、泥を採取しました。(写真撮影:鈴木晃子さん)
調査結果の報告会
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