すぐ近くにハジロコチドリも
〜三番瀬観察会で44種の鳥を確認〜
2011年最初の三番瀬(船橋側)自然観察会が1月9日に開かれました。千葉県野鳥の会と日本野鳥の会東京支部が毎月1回、共催でおこなっているものです。
◆ハジロコチドリ、スズメの大群…
この日は、浅瀬でカヤックに乗って釣りをしたり、水上スキーをする人がいませんでした。潮干狩りをする人もわずかです。
そのため、浜辺や突堤のすぐ近くの干潟で、ハマシギ、ミユビシギ、ミヤコドリ、シロチドリ、ハジロコチドリなどが盛んにエサをついばんでいました。近くの浅瀬でも、オナガドリ、スズガモ、オオバンなどをみることができました。
ハジロコチドリ2羽をすぐ近くでみることができました。ハジロコチドリはスズメよりちょっと大きめです。シロチドリとよく似ていますが、足がオレンジ色なので見分けることができます。
ヨシ原には、約100羽のスズメの大群をいました。ヨシ原に近づいたらいっせいに飛び出しました。これにはびっくりです。
珍客のコクガンはいませんでした。仲間がやってきて連れていったのだそうです。
めずらしい鳥ではホオジロガモの雄と雌がいました。遠くの浅瀬にいたので望遠鏡でしかみることができませんでした。
初めて参加した人からこんな声がだされました。
「ミヤコドリをすぐ近くでみることができたので、感激した」
「ミユビシギ、シロチドリ、ハジロコチドリ、ハマシギ……。たくさんの鳥を肉眼でみることができるなんて、すごいことだ。ずっとみていても、あきることがない」
なお、この日確認された鳥は44種で、ここ数年では最高とのことです。
2011年最初の観察会
ハジロコチドリ
シロチドリ
ミヤコドリ
ダイゼン
岩の上でエサをついばむミユビシギ
たくさんの貝殻とミユビシギ
ヒドリガモ(雄)
ヒドリガモ(雌)
スズメの群れ
熱心に観察
建設中のスカイツリーも見えた
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