三番瀬・猫実川河口域は生き物が豊富

〜三番瀬市民調査(2004年5月)〜




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 「三番瀬市民調査の会」は(2004年)5月8日、三番瀬・猫実川河口域の定例市民調査をおこないました。調査内容は、生物調査や酸化還元電位の測定などです。
 参加者は、竹川未喜男さん(千葉の干潟を守る会)、伊藤恵子さん(JAWAN)、青山一さん(市民調査の会)、牛野くみ子さん(千葉県自然保護連合)など20人。藤前干潟の鈴木晃子さんと小嶌健仁さんなど、名古屋からも4人の方がゴムボート持参で応援にかけつけてくれました。
 大潮のこの日は広大な面積の干潟があらわれ、干潟のあちこちで、ゴカイ、アナジャコ、ブドウガイ、ケフサイソガニ、アナゴ、ガザミ、ホヤ、イボニシ、メリベウミウシなどたくさんの生き物を発見しました。
 参加者からは、「ブドウガイやウミウシやアカエイやナマコなどに出会え、三番瀬はやっぱりおもしろい」との感想がだされました。また、名古屋の鈴木さんは、「猫実川河口域は底生生物も豊富だが、泥の上を歩いている生物も豊富だ。この点は藤前干潟とちがっている」と述べました。
 三番瀬の生物相の豊かさをあらためて実感した一日でした。なお、「市民調査の会」は後日、採取物を分析して結果を発表することにしています。

(2004年5月) 













広大な干潟があらわれた。写真の向こう側は市川塩浜の埋め立て地。








ブドウガイ








ガザミ








各調査地点のアナジャコの巣穴を数える。1m2あたり80〜160の巣穴があった。








泥を採取








泥を篩(ふるい)にかけて底生生物をピンセットで拾い出す。拾い出した生物はアルコールで固定。








メリベウミウシも発見








マヒトデ








アナゴ








報告会









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