「ラムサール条約登録を段階的に」

「第二湾岸道路は断念すべき」

〜丸山慎一県議が三番瀬問題で提案・追及〜


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 開会中の2008年6月千葉県議会で6月25日、丸山慎一議員(共産)が三番瀬問題をとりあげました。ラムサール条約の段階的登録や第二湾岸道路(第二東京湾岸道路)です。

 以下は、これを報じた『しんぶん赤旗』(首都圏版、6月28日)の記事の抜粋です。
    《三番瀬は、世論の高まりで2001年に埋め立て計画が白紙撤回されたものの、将来への確かな保全策が先送りされ、白紙撤回の見直しを求める埋め立て推進派の巻き返しが強まっています。
     丸山議員は、県が三番瀬の自然を守るしっかりした立場に立っていないと指摘。ラムサール条約(国際的に重要な湿地に関する条約)への今年の登録について堂本暁子知事は「関係団体の合意が得られない」と1月に早々と断念表明しているが、その後、船橋漁協が登録賛成を決議するなど条件が変化しており、まず船橋側を登録し、それを全体の登録につなげる段階的登録を検討すべきだと提案しました。
     県は、段階的登録は国内に前例がないが、環境省とも相談したい、と答弁しました。
     丸山議員は、県が三番瀬の保全に本腰でない背景に第二湾岸道路への執着があると指摘。三番瀬に影響を与えずに建設するのは不可能であり、湾岸地域の交通量の減少で県側の根拠も失われた、建設は断念すべきだと要求しました。
     県は「交通混雑」などをあげて「必要な道路」と強弁。丸山議員は、完成が20年、30年先になる道路なのに、交通量の将来予測もなしに巨費を投じて建設に突っ走るのは時代の流れに逆行する暴走だ、ときびしく中止を求めました。》












堂本知事が三番瀬のラムサール登録申請を拒否しているのは、
三番瀬に第二湾岸道路を通したいから、と見られています。
「再生」という名で猫実川河口域の人工干潟化をめざしているのも、
それが理由です。人工干潟造成の際に沈埋(ちんまい)方式で
道路を埋め込む、というのが県の考えと言われています。











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