第二東京湾岸道路計画に懸念を表明

─市川、船橋、浦安3市長─




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 石井啓一国土交通大臣は2019年1月17日、第二東京湾岸道路の建設にむけた検討会の設置を表明した。これにたいし、市川、船橋、浦安3市で構成する京葉広域行政連絡協議会の会長と3市長が連名で千葉県にたいして要望書を提出した。
 要望書は、「第二東京湾岸道路に関するこれまでの計画では、貴重な干潟である三番瀬や住宅密集地を通過し、環境や漁業、市民生活への影響が懸念されております」とし、 「関係市の意見や要望を聴取・斟酌(しんしゃく)すること」などを求めている。



3市の要望書



平成31年2月14日 

 千葉県知事 鈴木栄治 様

京葉広域行政連絡協議会
会  長 内田悦嗣
市川市長 村越祐民
船橋市長 松戸  徹
浦安市長 内田悦嗣


第二東京湾岸道路の整備に向けた検討に係る対応について(要望)

 千葉県知事におかれましては、平成31年1月17日付で国土交通大臣に対して、湾岸地域における、第二東京湾岸道路を中心とした新たな規格の高い道路ネットワークの早期具体化を要望し、国土交通大臣からは、建設へ向けた検討会を設置する旨の回答があったとの報道がなされたところです。

 しかしながら、計画地である市川市・船橋市・浦安市の3市に対して、国や県から従前の説明はなされておらず、この報道を受けた多くの市民から各市に対して問い合わせが寄せられたいる状況です。

 第二東京湾岸道路に関するこれまでの計画では、貴重な干潟である三番瀬や住宅密集地を通過し、環境や漁業、市民生活への影響が懸念されております。

 つきましては、県におかれましては、下記の事項に対する対応と国に対する働きかけについて、特段のご配慮を賜りますようお願いいたします。


  • 関係市へ十分に情報提供や説明を行うこと。
  • 関係市の意見や要望を聴取・斟酌すること。
  • 漁業者をはじめ利害関係者へ十分な情報提供や説明を行うこと。











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