「三番瀬に道路を通さないで」

─第二東京湾岸道路計画で国交省千葉国道事務所と交渉─




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 国交省千葉国道事務所は2019年3月7日、「(仮称)湾岸地区道路検討会」の設置をきめた。「第二湾岸道路建設に向けて検討会を設置する」という国交大臣の表明を受けてである。そこで三番瀬保全7団体は3月15日、千葉国道事務所と聞き取り交渉をおこなった。参加者は19人。うち14人が発言した。

 千葉国道事務所が「検討会」で検討すると示した「機能軸@」の図をみると、三番瀬を避けるようにみえる。これについて国道事務所はこうのべた。「機能軸@の起終点、ルート、構造などはなにもきまっていない。検討会で検討する」。

 参加者からこんな意見がだされた。
    「昨年6月の外環道開通によって湾岸地区の交通量が増えたと説明された。しかし資料には、外環道開通の効果として渋滞減少のデータも示されている。他方で、新たな道路建設の必要性として外環道開通による交通量増加を強調している。都合がよすぎるのではないか」

    「いまの渋滞解消だけではなく、20年後や30年後をみすえて第二湾岸道路が本当に必要かどうかを検討してほしい」

    「東京湾の奥部でまとまった干潟が残っているのは三番瀬しかない。スズガモが10万羽近くやってきたり、貴重なミヤコドリが400羽も飛来するのは、そのような場所が三番瀬しかないからだ。三番瀬は世界的にも貴重な自然環境が残っている場所である。絶対に残してほしい。三番瀬には道路を通さないようにしてほしい」

    「三番瀬は生物が豊富に生息し、自然がたいへん豊かだ。三番瀬を道路を通せば、どのような構造にしても三番瀬の自然環境に悪影響を与える」

    「千葉国道事務所などがすすめている道路改良によって渋滞がかなり緩和された箇所もある。既存道路の改良を今後もどんどんすすめてほしい」

 千葉国道事務所が開いている「千葉県湾岸地域渋滞ボトルネック検討WG(ワーキンググループ)」の構成メンバーをみると、関係市は千葉市しか加わっていない。7団体は「(仮称)湾岸地区道路検討会」には船橋市、市川市、習志野市などもぜひ加えてほしいと要望した。

 同事務所は「本日いただいた意見や要望はしっかり検討させていただく」と答えた。また、三番瀬の環境に配慮しながら新たな道路の検討をすすめるとのべた。











国交省千葉国道事務所が「検討会」で検討すると
示した「機能軸@」のルート略図



国交省千葉国道事務所(手前右)と聞き取り交渉をおこなう
三番瀬保全団体のメンバー=2019年3月15日、千葉県庁舎




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