マダラウミウシも発見

〜三番瀬・猫実川河口域の市民調査(2013年7月)〜


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 「三番瀬市民調査の会」(伊藤昌尚代表)は(2013年)7月22日、恒例の市民調査をおこないました。
 干潮時の潮位(予測値)は午前10時30分に9cmです。カキ礁(約5000m2)の北西部でわずかだけ泥干潟が現れました。

 この日の特徴をいくつかあげるとこうです。
  1. マダラウミウシ(クロシタナシウミウシ科)を発見しました。体長8cmのウミウシです。ウミウシは「海の宝石」とよばれています。これまで、クロシタナシウミウシ、ミドリアマモウミウシ、アカエラミノウシ、メリベウミウシ、ヒメイバラウミウシを確認しています。マダラウミウシははじめてです。

  2. カキ礁のマガキが生き生きとしていました。あちこちで勢いよく潮を吹いていました。

  3. カキ礁では、いつもよりタカノケフサイソガニが多いように感じました。大小のカキ礁に近づくと、いっせいにガサガサ、ザワザワと音をたてて逃げたり隠れたりしました。また、イボニシやイボニシの卵もすごく多かったようです。

  4. カキ礁(約5000m2)の北西部で、アナジャコの穴が前回よりも増えているような感じがしました。穴の大きさも大きくなっているようでした。

  5. 56種の生き物を確認しました。








カキ礁の周りで生き物調査



ニクハゼとヒモハゼ(手前)



この日確認した体長8cmのマダラウミウシ



クロシタナシウミウシ



メリベウミウシ



アカエラミノウミウシ



ミドリアマモウミウシ



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